天然スタイル土壁 Q&A
- Q. 天然スタイル土壁の主組成は?
- 1. 珪藻土
2. ゼオライト
3. 石灰石
4. 木粉
5. 炭酸カルシウム
6. つのまた糊
7. セルロース糊
8. セルロース繊維 など
- Q. ホルムアルデヒド放散等級は?
- F☆☆☆☆(日本建築仕上材工業会)です。
- Q. 他の認定は?
- 不燃認定/NM-8574、準不燃認定/QM-9814 を取得しています。
- Q. 珪藻土はよく聞くが、最近発がん性があるとの話もあるが?
- 珪藻土は植物性プランクトンの化石といわれ、その多孔質の性質から機能材として用いられてきました。掘り起こされた珪藻土自体に発がん性はありません。しかし、国内でとれる珪藻土は色がついており、また地層によって色がまちまちなため、色の管理のため高温で焼成されます。その過程で珪藻土に含まれているシリカ(無害)が結晶化します。
このいわゆる結晶性シリカが発がん性を有するとされ、世界保健機構(WHO)のがん専門機関であるIARCによってgroup1(人に対して発ガン性を有する)に分類されています。他にgroup1に分類されているものとしてはアスベストがあります。
もっとも、この分類は職業性暴露といって珪藻土工場で働く人達への危険性をしめしたもので、通常の塗り壁の原料としての焼成珪藻土の発がん性はgroup3(人に対して発がん性を有するかわからない)に分類されています。
そうは言っても「壁が崩れたらどうなるの」等心配ではあります。
そこで、当社ではアメリカから生の珪藻土を焼かずに乾燥させた乾燥珪藻土を輸入し原料として使うことにより、安全性を高めています。
- Q. 「ゼオライト」って何?
- 堆積した火山灰が地殻変動により大きな変圧を受けて生成された超多孔質鉱物で、1gあたりの被表面積は350m²あるともいわれています。通常の火山灰の被表面積が約4m²であるに比べてその表面積のすごさが分かります。
そこに臭いや有害物質を吸着してくれますし、また調湿機能も持っています。
- Q. 「石灰石」や「木粉」は何のために使っているの?
- 主として骨材として使用しています。
「木粉」は製材の過程で生じる木の削りかすをリユースすることにより、ゼロエミッションに一役買うと共に、仕上がりの壁面の表情を豊かにしてくれます。
- Q. 「つのまた糊」「セルロース糊」って何?
- つのまた糊は「つのまた」という海草をにて粉状にした糊です。
また、セルロース糊は植物由来の糊です。
- Q. 珪藻土はボロボロ崩れて、服に付着したりすると聞いたことがあるが?
- 天然スタイル土壁は表面もしっかり固まり、そのようなことは生じません。
- Q. どんな機能があるの?
- 有害物質や臭いの吸着機能および調湿機能です。いずれも高い機能性を持っています。
- Q. コスト的にはいかがなものか?
- 通常の機能性左官材は約4,000円〜6,000円/m²(材工お客様出し価格)が主流ですが、天然スタイル土壁は通常3,000円台です。(m²数にもよります)
- Q. カラーバリエーションは?特注色はできますか?
- 標準色は8色あります。カタログ、サンプル帳でご確認ください。
特注色も可能ですが、その場合はこちらで色サンプルを作成し、それをご確認いただくというやり取りが必要となってきます。
- Q. 仕上がりでツヤや照りは出ますか?
- つや消しの仕上がりで、照りも原則として出ません。(気象条件に左右される可能性はあります)
- Q. コテ押さえ(フラット)仕上はできますか?
- できません。多少コテ波がでる程度の仕上げなら可能です。
- Q. 施工可能下地は?
- 基本的には各下地に応じた適切な下地処理をすれば下地を選ばず施工できます。
※施工マニュアルをご覧下さい。
- Q. クロスの上から施工はできますか?
- できます。クロスの状態によりアク止め処理やタッカー打ち等が必要な場合もあります。
- Q. 施工後の乾燥時間は?
- 気象条件により異なりますが、2〜3日で完全乾燥します。
- Q. メンテナンス方法を教えてください。
- (1) 天然スタイルの土壁の日常的なメンテナンスとしては、はたきを掛けてパターンの隙間等に付着した埃を除去するのが一般的です。
(2) ただし、汚れた場合には速やかに処理することが必要です。
おおむね下記の要領で処理することができますが、汚れの具合により異なります。
| | 消しゴム | サンドペーパー |
中性洗剤 | 塩素系漂白剤 |
| ペン・マジック | × | △ | × | × |
| えんぴつ | ○ | △ | × | × |
| コーヒー・お茶・ジュース | × | × | × | △ |
| しょうゆ・ソース | × | × | △ | △ |
| 手あか | ○ | ○ | △ | △ |
○・・・ほとんど無くなる △・・・多少残る ×・・・除去が難しい
(3) 天然スタイルの土壁は吸水性が強いため雑巾を使う際にはよくしぼって使って下さい。中性洗剤や、塩素系漂白剤を使う際には、強くこすることは避けてください。あくまで力を入れずに軽く拭き取る程度にして下さい。
▲このページの先頭へ
Copyright© NIHON MTECS Ltd. All Rights Reserved.